７月４日　水曜日　曇り･･･☂

今回　実家の建て替え工事では，軸組の加工が工場での機械加工(プレカット)と手刻みとのコラボです。昔ながらの小屋組みの為，梁材は大工さんによる墨付け＆手刻み　その他，角材類(土台・柱・桁等)は工場での機械加工になります。
そんな訳でいつもお世話になっているプレカット工場に材木を搬入してきました。今回の材木は全て自社の在庫材の為，トラック２台で搬入してきました。

因みに，プレカットの利点は，何と言ってもコストパフォーマンスが高く，最新の機械のお陰で加工時間も短縮出来ます。通常４０～５０坪の住宅の場合，大工さんの加工専用の図面の作成～作業場に材木搬入～墨付け＆手刻みで≒１.５ヵ月　これがプレカット工場では，担当さんとの打ち合わせ４.５回～加工図面の確認～加工で，≒２週間　実質材木の加工は半日で完了～!!　中には，下地の材料まで全てプレカットのビルダーさんも･･･　そういう現場では，材木や現場を見て計って切ることが無く，図面を見ながらその場所・その部分に取り付けるだけ･･･殆どが取付の内装屋さんて感じ
結果，誰がやっても同じ仕上がりに。
確かに量産する場合では好都合なのかもしれませんが，お施主様からすれば殆どが生涯唯一の『マイホ～ム』な訳ですから…　出来れば，全て大工さんに刻んでもらえれば最高なのですが，コストが上がってしまい難しいところです･･･

でも，やはり 今までの経験からすれば，その場所で育った木材でその家に合う軸組を刻み，適材適所に材木を使い分けて作り上げた方が，愛着というか思い入れというか…　まぁ　良いのでは　　なんて思いますが　(^^;)

さて，今月末の上棟予定
間に合うかな～
大工さん達　残業になっちゃうかな…

取りあえず　頑張って～　お願いしま～～～～～す　!(^^)!