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2009.07.17

鹿沼市 Y様邸 『地鎮祭』

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家づくりのこと

先日,この夏から着工する Y様邸 の地鎮祭を執り行って参りました。
そもそも地鎮祭のいわれとは
『地鎮祭』・・・土地を利用する際に,その土地の氏神の許しをもらうことであり,最近では工事の無事を祈る儀式とも認識されております。また,日本各地で行い方は様々あると思いますが,地元「鹿沼市」あたりでは,建物の中心部分に八脚台という木の台を設置して祭壇を作り,その上に御供え物の『酒・水・塩・米・野菜・果物・魚』等を供えます。そしてこの周りの四隅に竹を立て,注連縄(しめなわ)を張り,これで準備完了~! いよいよ神主さんの出番です。
①しゅばつ・・・参列者・御供え物のお清め
②降神(こうしん)・・・氏神様の御迎え←ここで神主さんが『オオォ~』と,威勢良く発声するのですが,皆さん聞いたことはないですかね?
③献饌(けんせん)・・・酒・水の蓋を取り,御供え物を食べて頂く
④祝詞奏上・・・建物を建てることを告げ,以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
⑤四方祓い(しほうはらい)・・・土地の四隅を御祓い,清める
⑥地鎮(じちん)・・・刈初・鍬入れなど 一般的に,設計士・施工者・建主で行われる。
⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・神前に玉串(榊《さかき》に紙垂をつけたもの)を奉り拝礼する。
⑧撤饌(てっせん)・・・酒・水の蓋を閉じ,御供え物を下げる。
⑨昇神(しょうしん)・・・氏神様をもとの御座所へ送る。
長々書いてしまいましたが、こんな流れで地鎮祭が終わります。大体15分~30分位で終わります。地鎮祭が終わると,直会(なおらい)と言って御神酒で乾杯し全て終~了~・・・。ここで,『鎮物』を神主さんより預かり基礎工事のときに工事の無事を祈りつつ,埋設します。
自分は,この『地鎮祭』が終わると『いよいよだな』っていう実感が最もわいてきますね。 なんだか久しぶりで長くなってしまったので,今日はこの辺で・・・
明日から『仙台』の方へ研修旅行?に行って来まーす。